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空車表示を消しドアをロック…近距離客には料金上乗せ求めるソウルのタクシー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.06 10:40
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3日深夜0時、ソウル地下鉄2号線江南(カンナム)駅9番出口。空のタクシー10台余りが「空車」の表示を消したままゆっくり動いていた。あるタクシー運転手に「三成(サムソン)駅まで」と話すとすぐに首を横に振ってそのまま過ぎ去った。別のタクシーは最初からドアをロックし、窓だけ下ろして行き先を尋ねた。「三成駅」と叫ぶとタクシー運転手は「仕事が終わって家に帰る道で方向も違う」として通り過ぎた。江南駅から三成駅はタクシー料金4700ウォンほどの距離(約3.5キロメートル)だ。

この日午前0時から午前2時まで中央日報取材陣が江南駅から9号線新ノンヒョン駅を行き来してタクシーをつかまえた結果、10台中7台がソウル市内方向への運行を拒否した。乗るのに成功しても「お客が多い時間帯なので近いところなら金をもっと出せ」と要求する運転手が多かった。

 
同じ時刻、地下鉄2号線弘大(ホンデ)入口駅周辺も事情は似ていた。「空車」の表示をつけたタクシー10台余りが列を作っていたが20人余りの市民はタクシーをつかまえられず地団駄を踏んでいた。一部のタクシーは客が乗っていないのに空車表示を消したまま近郊に向かう長距離客を物色した。タクシーを捕まえられない一部市民が道路の真ん中に出てきたためこの一帯の道路は人波と車が入り乱れ大混雑した。

中央日報取材陣は2~3日に江南や弘大などソウル市内主要地域でタクシー乗車拒否を取り締まる現場を取材した。今月1日から1カ月にわたりソウル市交通指導課で実施している特別取り締まりの現場だ。ソウル市は毎晩10時から午前2時まで弘大入口、鍾路(チョンロ)、江南駅など流動人口が多いソウル市内20地域に取り締まり班を投じて集中取り締まりをしている。乗車拒否が摘発されれば20万ウォンの過怠金が科され運行停止(1度目の摘発時は5日、2度目は10日)命令が下される。

このような方針にもかかわらずタクシーの乗車拒否は相変わらずだった。2日間で40件余りの乗車拒否タクシーが摘発されたが、取り締まり地域から50メートルほど離れたところでは運転手が堂々と乗客を選んで乗せていた。取り締まり員のホン・スンテ氏は、「午後10時から4時間ほど取り締まるが、摘発した運転手と争っていると他の運転手の違法行為に気を遣う余裕がない」と話した。

実際に現場ではタクシー運転手の強い抵抗のため取り締まり員が苦労していた。3日午前1時ごろに乗車拒否をして摘発されたあるタクシー運転手は道路の真ん中で「他のタクシーも全部摘発しろ」として1時間以上騒ぎ続けた。また別の運転手は乗車拒否を通報した若い女性2人に罵声を浴びせたりもした。あるタクシー運転手は、「明け方に営業するのはほとんどが法人タクシーだ。長距離客中心に乗せてようやく上納金を払って4万~5万ウォン程度稼げる」と話した。「取り締まりに引っかかれば20万ウォンを超える過怠金を払わなくてはならないので運転手が抵抗する」と話した。

取り締まり員はソウル市の表示がある帽子と黒いチョッキなどのユニフォームを着用する。このため取り締まり員を先に発見した運転手はその場から離れることが多い。ソウル市交通指導課関係者は、「タクシー運転手が抜き打ちで取り締まりをすると抗議するのでユニフォームを着てみたら、取り締まりの事実があらかじめ露出する困難がある」と話す。

漢陽大学のキム・イクキ教授は、「乗車拒否を根本的に根絶するためには需要と供給のバランスを合わせる線で料金調整をしたりタクシー減車を通じた市場正常化が必要だ」と指摘した。

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    2013.05.06 10:40
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    ソウル市道路交通課の取り締まり員が4日明け方にソウル・江南駅一帯でソウル市内に行こうとする客の乗車を拒否するタクシーの特別取り締まりを実施している。
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